作家もののうつわや工芸作品と日々の出来事について
萌窯/ 平野寅和展便り その8
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平野寅和さん、京都の数々のお料理屋さんに愛用されているというだけあって、とても盛りやすい器を作ります。
今回の2人展でも、おすすめしたい器はたくさんあり、三島の他、イラボも黒イラボも飴釉もわら灰釉も灰釉もご紹介したいのはやまやまで迷ったのですが。。。今日は粉引を。

粉引は前から作っていますが、土や化粧土などはやはり変わってきています。

今回は中でも、去年一年ロクロを見直してみたと平野さんが話していましたが、粉引の器がそのロクロが変わった感が一番でているように思いました。
たっぷりとおおらかさがでているのです。

平野さんはもともと磁器のロクロから入っていて、それから土ものに変わったのですが、それで最初の頃はかなり磁器の端正なロクロから抜け出すのに苦労したそう。

もちろんそれから土ものを長く手掛けているのですが、今回、より土の伸びやかさが特に粉引の器にあらわれている気がします。
土の声を聞きながらロクロをひいているといった感じでしょうか。

もともとの土づくりの時にも、自分にとって扱いやすい土にならないよう、土の個性を引き出すことを心掛けているそうですけどね。


この粉引の器は、見込とリム部分に段が少しあって、とても美しい形なのですが、おおらかな感も兼ね備えています。
お取り皿的にも浅小鉢的にお使いいただける便利な大きさ形です。


萌窯/平野寅和展は明日2012年5月20日まで。
今日も真っ青な空のお天気日和です。
どうぞおでかけください。


平野寅和 作
粉引皿
径14.5cm 高さ3cm
各¥3,150

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