作家もののうつわや工芸作品と日々の出来事について
パナリ
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以前もご紹介したことがある、内田鋼一さんが四日市に設立した「BANKO archive design museum」にて、現在「PANARI 琉球の土器 パナリ焼」展が行われています。(9月3日まで。火曜水曜休館)

昨日、その休館日にミュージアム内で行われた「琉球茶会」に参加させていただきました。

カフェスペースで立礼で行われるかと思っていたのですが、展示スペースに特設!琉球畳を敷いたスペースが出来上がっていてびっくり。

沖縄の古陶磁など沖縄にまつわる様々なお道具を使っていて、貴重な体験をさせていただきました。
古い氷裂文のような柄の紅型をお軸に仕立ててありました。今の紅型では見ない珍しい柄です。
蓋置は白珊瑚。
茶碗は沖縄の陶芸家、国吉清尚さんのものや古いくらわんかなど。
香合は古いシックな琉球漆器、などなど、取り合わせがすばらしく、すべて見応えありました。

内田さんの、お道具についてのお話がまた面白かったです。
それにつけても、萬古や李朝のものなどに加えて、内田さんが沖縄の古いものなども幅広く収集していると知り驚きました。
いい勉強になりました。

そしてトラネコボンボン 中西なちおさんが作られた点心がまた格別な美味しさでした。
主に沖縄の素材を使い、伝統料理をアレンジしたものだそうですが、どれも味わい深く心に残りました。
器はもちろん、内田さんが集めていた沖縄にまつわるもの。

お茶会が終わった後で、パナリ焼を鑑賞しました。

パナリ焼は、沖縄の八重山諸島の新城(あらぐすく)島(通称パナリ)で約200年前まで作られていた謎多き土器です。
見たことがないやわらかな土味は、隆起サンゴ礁の新城島では良質な粘土が採取できないので、貝粒を混ぜているからとのこと。それを手びねりで成形して、野焼きしています。
そののほほんとした大らかな風情は、どうにも惹きつけられてしまう不思議な魅力がありました。

店にこの本を置いておきますので、どうぞ見てくださいね。
また、是非ミュージアムにも足を運んでみてください。
近鉄名古屋駅などから急行などを使えば45分ぐらいで着きます。



内田鋼一 作
スツール ベージュ
座面1辺25.5cm 座面の高さ44.5cm
¥35,000 + tax





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