作家もののうつわや工芸作品と日々の出来事について
今週土曜から、小坂大毅・吉野敬子二人展が始まります!
DSCF0966_convert_20190710003418.jpg


今週土曜2019年7月13日―21日(日)にて、小坂大毅・吉野敬子 二人展を行います!
個展企画展ページのアップしましたので、お時間ありましたらご覧ください。

<小坂大毅プロフィール>
1988年 京都に生まれる
2010年 京都造形芸術大学を卒業
2014年 京都にて築窯

<吉野敬子 プロフィール>
1972年 伊万里市に生まれる
1996年 父、吉野靖義の元、櫨ノ谷窯にて修業
2003年 有田窯業大学校にてろくろの技術を学ぶ
2006年 タイ、ベトナムにて現地の伝統技法を学ぶ
2013年 櫨ノ谷窯主となる


小坂さんは明末の時代に中国で焼かれた古染付に影響を受け、自らの器を制作しています。
軽妙で洒脱な絵付の器の数々は、特に日本で茶人や数奇者から愛でられ、大切に残されています。
水差などの茶道具、手付鉢や向付などは日本からの注文品として作られていました。

その形には織部との共通点も見られ、当時の日本の好みを反映していて興味深いのですが、小坂さんもこの点を面白く感じ、自身の作品にとりいれているそうです。

DM写真にある手付鉢や凝った形の向付などは、是非お料理屋さんに使っていただきたい一品です。

写真の楕円の芙蓉手のお皿や汲み出し、飯碗などなどはもちろんご家庭でどうぞ。
芙蓉手の絵付で楕円の形に描くとは、また新鮮ですね。

軽やかで力が抜けた絵付が素晴らしく、最初に小坂さんの器を見た時には、老練な作家さんが作ったものではないかと思っていたのですが、なんと30そこそこという若さだったので、心から驚きました。

しかも絵付は大学を出てからほぼ独学ということのようですので、さらに驚愕したのでした。

すでに素晴らしい絵付をされていますが、若さゆえ、まだまだ今後も楽しみですね。
東京での展示は今までグループ展のみ、ということですので、是非今回の二人展で作品各種、ご覧になってくださいね。


吉野敬子さんは、櫨ノ谷窯をお父様から継がれて、女性スタッフのみで登り窯を焚いてします。

お父様の吉野靖義さんとは、以前私が勤めていた器店でお付き合いがあったのですが、宙をはじめてからは、なかなか唐津に行くことができずに、心残りながらも疎遠になってしまっていました。

昨年その唐津に行く際に連絡を取ろうとしたら、お亡くなりになっていることを知り、愕然としました。
なのですが、お嬢様の敬子さんが窯を継いでいることを知り、窯を訪ねたのです。

敬子さんの作品には、お父様譲りの骨太さに加えて、しなやかさ、たおやかさがあり、とても魅力的です。

去年、工房の横にcafeをオープンさせたのですが、そこでも使用されているコーヒーカップやフリーカップなども、伝統的な唐津焼とは一味違い、今の空気を纏っています。
唐津焼に興味なかった方も、使ってみたいと思っていただけるのではないかと思います。

一般的に難しいといわれる斑唐津の発色が、安定的にいつも美しいというのも素晴らしい。

窯は唐津ではなく伊万里に位置していますが、古唐津の陶片も出土していて、昔から窯があった土地だそう。
敬子さんも新たな土を求めて、いろいろな場所に土を掘りにいくなど、素材への関心も深いのです。

お二人とも宙では初めての展示になります。
どうぞお楽しみにしていてくださいね。


小坂大毅 作
染付楕円芙蓉手皿
横17.5cm 幅15cm 高さ3cm
¥5,600 + tax

吉野敬子 作
粉引片口
横9.4cm(口なしで) 口入れて11.6cm 幅8.5cm 高さ9cm
¥6,000 + tax

粉引汲み出し 小
径7cm 高さ4.8cm
8分目で約50cc
¥2,000 + tax

※ この器たちは 宙のOnlineshop ♪♪ にて違う角度からの画像もご覧いただけます。

お問い合わせやヨモヤマ話はこちらをクリックしてください。
Copyright ©2004 FC2,inc All Rights Reserved.